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鼻炎と腸内環境(腸内細菌叢)

ブログ公開日 2015年2月23日

鍼灸院の説明

先ほど(昨日の夜21:00)の番組で「腸内環境」についての最新研究がとりあげられていました。「腸内フローラ解明!驚異の細菌パワー」 、この分野はここ5年くらいの間に急速に発展したそうです。

私も個人的に腸内環境やプロバイオティクスの分野は以前から常に興味があり、いろいろ情報を集めるようにしていましたので、同じような感覚を得ていました。

また、一般的にアレルギーは、外的な要因(アレルゲン)にスポットが当たりがちで、それゆえそれだけが唯一の原因であるかの認識が一般的でした。しかし最近は少しずつ他の要因にもスポットがあたるようになってきました。

実は私は、鍼灸師になるはるか以前(20歳代)、体調不良におちいり、民間療法を調べ、いろいろ試す時期がありました。そのうち、「腸の環境が健康を左右する」ということで、腸をきれいにするために「断食」も取り入れたことがありました(もちろん病状には個人差があり、断食とひとことで言っても、正しい方法、注意すべき点などがありますので、ネット上で誰にでも単純化しておすすめできる健康法ではありませんが、)。

結局その当時の体調不良は、しばらくかかりましたが、運良くすべて自力で克服することができました。(この時にいくつかの本を読んでいますが、当時インターネットはまだ存在していません。) その時更には、「幼少の時の鼻炎に漢方薬(40年ほど前は近年よりも民間療法的な扱いが更に濃い印象)が効いた」、という記憶を呼び覚ましたのでした。その後に父が癌で他界したということもあり、今振り返れば、この業界に通じるものがあったかもしれません。

今晩のこの「腸内フローラ解明!驚異の細菌パワー」のTV特集を見たことで、上記のような回想をするともに、日ごろ当院内でよく遭遇する、「患者様からのご質問」を思い出しました。

「鍼なんかで鼻炎が治るんか~???」
とか

「アレルギーは注射で治りました」、

鼻炎とは関係のない、他の症状の治療の最中にいろいろなご報告を頂きます。

「この分野の鍼灸治療は、なかなかご理解が得られないことが多い」ということは元々開業前から想定していた範囲内のことで、実際上記のとおり、いろいろなご意見をいただいており、困惑させられるようなことが多少ありましたが、それと同時に当院の現行ホームページの「鼻炎・花粉症ページ」内の説明は「若干不充分な内容であることも否めない」と認識していたこともまた事実であり、これまでは、上記のようなご質問やご報告をいただいた場合、その方々の誤解を解くため、その都度患者さんへ、当院の治療方針のご説明対応を行っていました。

また最近は、患者さんがネット情報(業界や学術の正しい情報でなく、個人経営者の鍼灸院HPの偏向情報、またはウソ理論や自己賛美説の流布など)でいろいろと知識を深めて頭でっかち化しており、当院の適応症に対する疑念など当方の認識との間でかなりの「開き」が生まれているようでした。

確かに当院の鍼や灸でもまったく歯が立たない完全不適応な鼻炎アレルギー症状、病態も多くあるのですが、一方、ある範囲の症状においては、当院の鍼灸治療のみで鼻炎症状が改善できた例(一過性でない部分改善、または大幅改善)があることは事実でありますので、当院鍼灸は誇大広告ではありません。

だからといって、この部分の説得力を持たせるために、HP上で「当院独自の治療方針や改善メカニズム機序」を詳しくご説明してしまいますと、同業者にいろいろとヒントを与えてしまい、当院の突発性難聴の二の舞になってしまいますので、これまで鼻炎治療に関する具体的な情報公開をほとんど行っていませんでした。(花粉症や突発性難聴に限らず、果ては嗅覚障害、めまい、耳鳴りなど、たいして実力も無いのに何でもとりあえず適応症に入れているだけの鍼灸院HPが非常に多いです。)

またもともと鼻炎自体の原因や病態は、個人差が非常に大きく、また多様であります。そのため、それに伴う「当院での治療判断(適応、不適応)」、「治療方針の検討」、「費用対効果などに関するご説明」も、患者さんごとに大きく異なるため、ひとくくりにホームページ上の説明を行うことは困難と考え、この面からも詳細な説明、解説を当ホームページ(鼻炎花粉症治療ページ)に掲載していませんでした。

もちろん実際に当院に来られた鼻炎や嗅覚障害の患者さんには、患者さんごとに決定した個別の治療方針の説明をそれぞれに行なっておりました。

しかし先ほどご紹介したように、あまりに誤解されたままに、しつこい「あおり質問」をしてくる方が多いため、こちらも余分な対応で苦慮する場面が出ていましたので、これを機に当ブログにて、鼻炎の治療説明や改善症例を加えて、いくらかでも詳しいご説明をすることといたしました。

鍼灸院の説明

 

わきさか鍼灸院の鼻炎症例

当院の鍼灸治療で、「花粉症、ダストアレルギー 血管運動性鼻炎」による、くしゃみ鼻水の発作の回数が劇に減ったとか、ある程度軽くなり、投薬の量が以前よりも減った」というケース(効果も持続する)は、それなりに多数あります。(これらのケースでは漢方薬ノータッチ、95%ほとんどのケースでプロバイオティクスも養生も一切教えていません)

○○○がほとんど完全に解消できたケースもあります。

稀なものでは、花粉症に併発したひどい嗄声症状が改善され、正常の声が出せるようになったという症例もあります。

薬がまったく効かず、いてもたってもいられなくなって来院した方の「アレルギー局所症状(眼瞼、鼻の痒み)」が軽減・消失できたケースもあります。(本人がアトピーがあるとして来院、眼瞼は完全に浮腫んでいます。でアレルギーで間違いないです。(=Dr.受診済み))(何度も言いますが、白黒論法で薬物療法の存在意義を否定するものではありません。)

慢性鼻炎、副鼻腔炎でも(一過性でない)改善例はあります。これについては症例自体が少ないです。

嗅覚障害の治療症例はもともと多くはないですが、いくらかの改善症例があります。この治療は発症後すぐの急性期、亜急性期までの早期治療開始に限ります。他の養生法併用導入をお勧めする場合があります。

無効例について
鼻炎は、症状程度が重く、年単位以上で慢性化した場合は、「無効」の可能性がかなり高いです。慢性化していても症状の程度が酷くなければ、有効の場合もあります。

したがいまして当院の判断によっては、鼻炎の「鍼灸治療をお受けできない」と判断する場合もあります。他には、患者様の状態によっては、鼻炎以外の他の症状への鍼灸治療と同時併用できない場合があります。

例えば、
「ゴリゴリの肩こり首こりをほぐす鍼治療をしながら鼻炎の(鍼灸)治療も一緒に行なう」、
とか、
「●▼■〇の△□がある」
など・・・

残念ながら、これらの治療方針では鼻炎への改善効果はほとんど見込めません。
(きちんとした理由がありますがネット上では公開しません)

「鼻炎に鍼が効くんですか~?」は、

当院の東洋医学診断によってある程度仕分けが可能ですので、鼻炎という症状名ひとつに一括りにして単純化の「効く、効かない」のオンかオフ思考で評価できるものでなく、患者様の抱える鼻炎それぞれ、ケースバイケースの判断となります。


最後に

当院の鍼灸で改善できた鼻炎の治療実績は、元々他の治療では改善できなかった方の症状が当院の鍼灸だけで改善(一過性でなく部分改善、大幅改善)していますので、「代替療法としては、おおいに大成功」と理解しているところであります。もちろん無効例がないわけではありませんが、当院の鍼灸だけで良くなった症例があることは事実でありますので、その場合はその方にとっては大いに喜ばしい結果であり、鼻炎を患ってもいない、あかの他人から頭ごなし否定される筋合いの話ではありません
(医療関係?学者か?、組織かそうかっ会か何かっ!!?)

それから"当たり前"ですが、鍼や灸には、菌・ウィルスを直接殺す効能はございません。菌やウィルスが原因の場合、抗菌、抗ウィルス薬が医学的な根本治療でしょう。

いずれにしても腸内環境改善とアレルゲン除去は重要です。(← このブログ公開時2015年にリンクしてます)

鍼灸院での説明用の本
これは2009年1月に購入した本ですが、この番組(2015年)でも紹介されていました。

鍼灸院での説明用のファイル
このファイルは「アレルギー・アトピーの研究」です。
本来自分用ですので、普段はデスク内に収納しているものですが、あおり質問があったときに徹底的に詳しくご説明する必要があり、その際にだけお見せしていました。

ブログ公開日時 2015年2月23日 02:08

 


(*注:漢方について追加説明)
上記文中に、「幼少期(1977年頃)受けた漢方薬処方は民間療法的な扱い」との表現がありますが、詳細を確認しましたら、1975年以降に148処方の漢方生薬が保険収載となっていたとのことで、今よりかなり少ないものの、実際は一部の漢方薬では保険が認められていました。誤解を招く内容で申し訳ありませんでした。しかし当時漢方薬局に行った母親は漢方薬に保険が使えるという認識をもっておらず、自費で処方をしてもらっており、漢方薬処方の内容は、漢方専門の薬局で私のために粉末漢方薬を個別配合してもらったものであり、医師からの処方でも、推薦を受けたものではありませんでした。よって当時は、「漢方薬は民間療法」との認識でありました。

もう一点
この件(漢方薬の保険制度導入)につきまして、・証を診ない派(中国で少なく日本に多い)、・証をたてる派、煎じ薬とエキス製剤の意義、方剤の生薬代替応用、配糖体レベル、地球環境問題、様々な議論賛否を承知していますが、この文中では「私が幼少期に受けた漢方薬の"効果"体験談」としてご紹介しております。もともと過去に評価が低かった漢方が近年は収載薬数が増え、「更に評価が高まってる」という意味でもあり、"制度"自体を批判する目的ではありませんので、どうかご理解をお願いいたします。

(当ブログ一部加筆修正2020年5月30日)

 


誠に申し訳ございません。現在わきさか鍼灸院は移転しております。移転に伴い、現在極一部の患者様とご紹介の新規様への治療を除いて他の方への治療を受付けておりません。そのため基本的にメールでご連絡をいただいても返信をしておりません。また、サイト内のページには「旧ページ」が混在しており、掲載情報が不正確なところがあり、ご不便をお掛けしております。重ねてお詫び申し上げます。

 

 

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院長紹介

脇坂達也 鍼灸師
1970年 大阪 出身

経歴

鍼灸院で研修

スポーツクラブ内整骨院

北京語言大学漢語速成班

北京中医薬大学中医針灸進修科

中国での病院研修

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