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腰痛は炎症?冷やすか温めるか・・・(その2)

鍼灸院の説明

前回につづいて腰痛と炎症との関係について述べていきます。急性腰痛は炎症の可能性があるので、冷やす、消炎する、が基本とお伝えしました。

それに対して、慢性腰痛の原因は炎症というより筋緊張によるものが多いので、筋肉を温め血管を拡張し、血行をよくして緊張をとる必要があります。

温める方法はいろいろありますが、入浴、温湿布、使い捨てカイロ、お灸などの方法があります。それぞれ状況に応じてよい方法を試されたらよいでしょう。

温湿布は気軽に使用できます。ただし温湿布は薬効成分によって皮膚上の温覚を刺激するタイプのものがあり、実際に患部(内部)が温まっているとは限りませんので、ご購入前によく確認して選択することをおすすめします。使い捨てカイロは腰を保温できる時間が長く、よいアイテムですが、低温やけどに注意が必要です。やけどに至らずともあまり熱いと、かえって血管が収縮する可能性があります。使用する時間や貼り方に工夫を加えるなどして適度な温かさを保つのが良いでしょう。入浴はやはりゆっくり浸かる半身浴がおすすめです。お灸ももちろんおおすすめです。痛いところにすえてもよいですし、緊張や凝りを感じるところにすえるのも良いです。

例外に、仙腸関節炎などの腰痛もあり、慢性であっても炎症性の可能性は否定できないので、温めても改善を感じなければ、専門家のもとで治療を受けられてください。もちろんどちらも当院の鍼治療が有効例が多いです。

ということで、慢性腰痛(筋性)は温めて血管を拡張し血流をよくして疲労物質や発痛物質の除去が回復のポイントになります。温熱療法は、最近テレビでも紹介された熱ショックたんぱくにより細胞レベルの代謝が活発になり、腰痛以外に全身的健康の維持の為の様々なメリットが得られますのでぜひおすすめです。腰という字は、「月」と「要」という字で構成され、「からだ」の「かなめ」とも読むことができます。腰はしっかり養生してほしいです。


(*上記の筋性の慢性腰痛には当院の鍼は非常に有効ですが、椎間板ヘルニアや結石による発作、その他の原因による腰痛も存在しますので、専門医での受診はされてください。)

 

ブログ公開 日時:2011年6月29日 13:02


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腰痛は炎症?冷やすか温めるか・・・(その1) 2011年6月22日公開

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院長紹介

脇坂達也 鍼灸師
1970年 大阪 出身

経歴

鍼灸院で研修

スポーツクラブ内整骨院

北京語言大学漢語速成班

北京中医薬大学中医針灸進修科

中国での病院研修

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