
トップページ > 治療方針
ブログ公開日:2012年9月23日
少し前ですが、突発性難聴の新患Jさんが来院されました。JさんはEさんから当院を紹介されたということでした。
そして、Jさんを紹介してくれたそのEさんも、突発性難聴のため、当院で鍼治療を受けておられていた方で、しかも、突発性難聴を発症した際、「低音域の聴力が、良くなったり、悪くなったりを短期間に繰り返す」状態が続いており、いろいろと悩んでいたところに、出張先の中国人の知人から「鍼治療をすすめられた」ことがきっかけでネットで当院を知り、当院に来院されたのでした。
実は、私はこのEさんのことはよく憶えていて、それはなぜかと言いますと、治療を開始して割とすぐに聴こえが判るようになりはじめ、手ごたえを感じていたのですが、まだ数回しか治療が進んでいない時に、また中国に出張ということで治療が途切れてしまったので、その後の経過がどうなったか非常に気になっていたからです。
そして、Jさんにそのことを確認すると、Eさんはその後も聴力が悪化することなく良い状態を保たれているとのことでした。
これは非常にうれしい報告です!
手ごたえを感じていたとは言え、僅かな回数で治療が途切れたような形になっていたので、本当に聴力が良くなったかどうか、後々も「気がかり」になっていたのですが、「まさか、こんな形で嬉しい知らせが舞い込んでくるとは!?、」と、ちょっとびっくりさせられました。
突発性難聴は、腰痛など運動器の疾患に比べ罹患率が低く、また、比較的短期間で症状が固定しまうことが多いので非常に「口コミ」が発生しにくいタイプの疾患と言えます。
事実、突発性難聴の新規患者は、インターネット検索からの来院が大部分を占めますし、実際、当院では以前から、時間との闘いである突発性難聴を発症した患者さんに、少しでも早く「当院の鍼灸治療の存在」を知ってもらいたいと考え、効率的なアクセスが可能なウェブサイト運営にも注力してきたところであります。
そういう意味では、元々突発性難聴の患者さんはネット検索からの来院がほとんどで、ネットからの患者さんの来院自体は重要なことなのですが、やはり今回のように「口コミ」で患者さんの来院があると治療家として本当に嬉しくなります。
実は、過去にもう一例、「口コミ」で突発性難聴の方が来られたことがあったので、突発性難聴の患者さんから突発性難聴の患者さんをご紹介いただいたのはこれで2例目になりますが、それにしても今回は、、、Eさん→出張先の知人から「突発性難聴に鍼灸治療がいいみたい」と「口コミ」→インターネット検索→わきさか鍼灸院(2011年6月)→治療で聴力改善→Eさんから「口コミ」でJさんが当院に来院・・・、、、ですから。。。
ということで今回は、「口コミ」の中でも非常に稀有な「突発性難聴の口コミ症例」をご紹介させていただきました。当院ではこれからも「口コミ」で患者さんをご紹介していただけるよう、「良い治療」を続けてまいります。
*注: 今回紹介したEさんのような症例はかなり稀有なケースです。通常、突発性難聴の聴力が極わずか数回の鍼治療で改善することはありません。突発性難聴はたいてい10回以上の治療が必要です。
関連リンク
突発性難聴の鍼灸治療・・・当院の治療内容(治療スタイル、効用目的、作用機序)
突発性難聴の改善実績・・・その他の症例集(聴力正常化)
公開した症例は、病態や治療内容など当院で得た臨床情報、コンテンツコピー防止の観点から、数ある症例の中から抜粋、限定し掲載しています。今後も不定期ながら更新する可能性はありますが、上記の理由から蓄積される症例すべてを無制限に逐一「症例ページ」を作成をしてウェブ上に公開するものではありません。
日時:2012年9月23日 02:15
誠に申し訳ございません。現在わきさか鍼灸院は移転しております。移転に伴い、現在極一部の患者様とご紹介の新規様への治療を除いて他の方への治療を受付けておりません。そのため基本的にメールでご連絡をいただいても返信をしておりません。また、サイト内のページには「旧ページ」が混在しており、掲載情報が不正確なところがあり、ご不便をお掛けしております。重ねてお詫び申し上げます。
わきさか鍼灸院のホームページ(ウェブサイト)2009年開業
※サイト内のコンテンツ・写真の無断転載・加工盗用はお断りします。
Copyright All Rights Reserved