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わきさか鍼灸院

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最近話題に出た「珪藻土」について


最近話題に出ている「珪藻土」ですが、移転前茨木院の壁は、全面「珪藻土」でした。 しかしながら?、と言いますか、自宅のほうは旧基準の建築物で、一般的な「クロス」です。それから、開業してすぐのころは「漆喰ですか?」などとよく勘違いされていました。
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では「なぜ、わきさか鍼灸院の壁を珪藻土にしたか?」ですが、

これは単純な話で、「できるだけ院内の環境を良くしたい」と考えたからです。きっかけになった話しは省略しますが、鍼灸院の新規開業に際して「珪藻土」の良さを知って、ぜひ鍼灸院の内装に取り入れたいと思いました。それで当院開業の際、賃貸契約のあとに家主さんに許可を得て施工したものです。

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<塗り終わって完成直後>

そして壁を珪藻土にするとどんなメリットがあるのか?、その問いへの理由ですが、それはやはり珪藻土は藻類の珪藻が化石化した天然素材であり、まったく化学物質を室内に放出しないからです(注:壁用であっても施工性を高めた合成品、純度などで性質が異なりますので製品ごとに評価が必要です)。

それともう一つは、調湿機能が優れているということです。メーカーカタログには「漆喰よりも大量の水分を吸収してくれる」との説明があり、空気中の湿度が高いときは珪藻土の壁に大量の水分が吸収され、除湿効果が得られます。

調湿性能について当院からの感想ですが、吸湿、除湿に関してはさすがに梅雨時期は毎日の湿度が常に高いため、残念ながらすぐに壁の保湿の許容量をオーバーしてしまい、調湿機能を十分に発揮できずで、その場合はエアコンの冷房運転だけの除湿力に頼ることになります。しかしそれ以外の極端でない高湿の時ではある程度呼吸のように湿度調整をしてくれる期待が持てるということです。そして逆に空気が乾燥してくるときには、それまで壁に蓄えられていた水分を放出して室内を加湿してくれます。

あとは真冬の場合ですが、冬季の当院では大型の加湿器を常時運転させ、院内を常に40パーセント以上の湿度になるようにしていますが、日によってはエアコンを高出力で連続運転させるため、加湿器の加湿が追いつかないときがあり、その場合は、休憩時間や施術の合間に珪藻土の壁に向かって霧吹きで1リットルくらいの水を吹きかければ、すぐに湿度の理想レベルである、「40パーセント以上に」まで上昇させることができます。これで数時間程度は理想的な湿度を維持することができるのです。しかもわりと少ない労力のみにです。(※霧吹きはストレートに近くに調整してガンガン噴射。お安い物は壊れやすいので高品質品を使用。)

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それからですが、当院が使用した珪藻土は純度が高い日本産で不純物を含まず、さらにメーカーから光触媒機能も付加されいて、珪藻土としては最高級品です。とくに光触媒はなかなか良いと思いました。光触媒とは、光を利用する触媒機能で、光触媒機能を持たせた製品や物質の表面部位に付着した汚れや化学物質を分解、無害化できる機能のことです。

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最近は塗料や外壁、空気清浄機などにも応用されています。当院が使用した珪藻土の場合でも、壁に付着した汚染物質を、「空気中に酸化ストレス物質を出すことなく」経時的に分解してくれますので、院内の壁はいつも浄化され、ほぼまっさら、いつもキレイな状態に保つことができるのです。ただし光触媒は、照明、もしくは日光などの光(紫外線)に当たる必要がありますので、額などで光が遮断されるような場所では効果を発揮できません。ただこれも壁の総面積からみれば極々一部のことです。

実際当院では毎年年2回、カーテン洗い、カーテンレールやエアコンなど高所の埃払いと拭き掃除を行いますが、そのとき雑巾には必ず半年分の「お灸のヤニ」が取れてきますが、壁の方には、お灸のヤニなどの「黄ばみ」は一切なく、かなりキレイな状態を保っていました。これ以外に手洗い用水栓、キッチンシンクの前の壁も長年確認してきましたが、「シミ」など大きな汚れはほとんど発生していませんでした。この触媒機能は非常に便利と思いました。

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<額を外した場所のヤニ汚れ>

さらにカタログには「カビやウィルス、菌など微生物も基本的に増殖できない」とあり、衛生面でも優れています。

マイナス面を挙げるとしたら、やはりコストです。クロスに比べ圧倒的に施工に時間がかかります。最近はシロウトでも施工しやすいDIY(Do it your self!/日曜大工で!)タイプが主流で、多数のメーカーが出ていますが、それでもプロのクロス貼りのよう1日や2日で作業が終わるものではありません。それに当院では仕上げを「綺麗なフラット仕上げ」(誤魔化しがいっさい効かない塗り方)にしてもらうため、奮発して専門の職人さんに施工をお願いしましたのでその分コストもかかりました。もちろんたいへん綺麗な壁に仕上がり、大満足です。それともう一度言いますが、私の自宅は旧基準施工のクロス壁です。

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それと珪藻土壁は、もうひとつたいへん素晴らしいメリットをもたらしてくれましたが、これについては残念ながら当ブログでは非公開とさせていただきます。

あとちなみにですが、2018年6月の北部地震の際は、当鍼灸院の待合の壁に1mほどの細いヒビが薄っすら入りましたが、それもよく目を凝らさないと気付かないレベルで、それ以外に目立つようなひび割れは出ませんでした。ただこれは珪藻土そのものによる強度ではなく、下地塗りとメッシュの施工をしっかり周到に行ったためによるもの、それともちろんこちらの立地、それと揺れの方向なども関係してダメージが少なく済んだ面があろうかと思います。

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<日本産珪藻土>

今でこそ珪藻土製の「バスマット」が広く販売されていますが、私が壁に珪藻土を施工した2009年ごろは、「珪藻土コースター」もまだ売られておらず、ホームセンターのDIY壁塗り用の珪藻土もまだ店によっては販売されていないか、あってもわずかしか売られていないような時代でありました。(※「壁に珪藻土」は日本式の常識ある方々からちょっぴり変人扱いされますので要注意です。)


鍼灸治療に対する熱量レベルはもっとハイですが、
良いものを選別する嗅覚、先見性はけっこうイケてませんか??

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<足でペダルを踏むと蛇口から水が出ます。ハンズフリー2009年施工>
アナログを(いちがいに)バカにしてはいけない! 誤作動、誤差無し瞬間作動!!


以上、本日ブログは、当院の珪藻土の利用についてご紹介させていただきました。


一日も早く、新型コロナの感染が収束することを祈念しております。
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※ご紹介した珪藻土壁によって、室内空気を浄化できるものではありません。茨木旧院では、空気清浄機を設置し空気の浄化を行なっておりました。
(新型コロナ対策では換気も併用しております)
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<玄関用フィルター、奥にはもう一台>
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<フィルターの交換作業中>

2021年1月30日

前回ブログへ資料を追記しました。


やっぱり念のため、前回ブログ内容の「当院の適応症はデタラメでない部分」への参考証拠として、「かつて日本で行われていた他の皮膚疾患への代替治療」の資料も追記しておきます。

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2021年1月16日


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院長紹介

脇坂達也 鍼灸師
1970年 大阪 出身

経歴

国内鍼灸院で研修

スポーツクラブ内整骨院

北京語言大学漢語速成班

北京中医薬大学中医針灸進修科

中国での病院研修

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