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「当院の適応症」についてのご説明です。


日進月歩の医療情報ですが、今回は「当院の適応症、風邪(軽症のみ)」についてのご説明です。
(今回のブログ「当院の適応症、風邪(軽症のみ)についての説明」は、新型肺炎(一部免疫過剰反応CS症例)を機にするものですが、当院の治療効能をこれに関連付けるものではなく、当院の適応症と治療方針への補足説明を目的としております。)


それから前回1月27日のブログでは「私はマスクを着ける派」とお伝えしておりました。しかしながら現在マスクが売り切れ状態となってしまいましたので、これはこれで致し方ありません。予防策は適宜行政の指示に従うということが優先されます。
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では当院の適応症、治療方針についての補足説明をいたします。
実は当院の「適応症」には風邪(適応症ページには軽い症状と記載)が入っています。

しかし実際は、当院開業からこれまでの9年間で、「風邪をひいたから鍼灸治療を受けたい」とのご希望やお問い合わせはほとんど受けたことがありません。(0件に近い)

あたりまえのことです。

一般的に風邪で治療を受けたければご近所の医院での診察を選ばれますし、一般的な常識として風邪に限らず保険適応が広く認められている西洋医学に比べ鍼灸は確実性が劣ると認知されています。費用対効果の面でも不利であることは誰にでも分かりきっていることです。当然「風邪のためにネットでキーワードを入力してわざわざ鍼灸院を検索する人はいないだろう」ということは開業前から容易に想定しています。

逆に仮に問い合わせがあったとしても、もともと病院での診察治療を優先すべきと認識しておりそのように対応をとっておりますので、倫理的にもまったく問題ありません。

そもそも軽い風邪に限らず、当院ではどのような治療対象でも無条件的に鍼灸治療をお受けするような対応はとっておらず、また「当院の鍼灸ありき」に誘導するような業務姿勢をとっているものではありません。先にも述べましたように優先順位からしても医療への受診導線も含めて妨害する意図もございません。当院の適応症は、病気の原因が何であろうとも、その治療の多くは、代替医療の概念範疇に収まるものであります。

では薬局に風邪薬を買いに行く場合はどうでしょうか? 薬局に行くために先に医師に相談や許可をとるべきでしょうか?これも当方が「関知しない」領域でありますが、この場合おそらく患者様のご意思しだいとなります。もし薬局に行きたいと相談を受けた場合は「薬剤師さんに相談して薬を買うようにしてください」とお伝えしなければなりません。(※この度の新コロナが出る前という前提でご説明しています/私個人的には今までに自分でネットや薬局に行き薬を買った経験があります)

繰り返しますが当院でこれまで「風邪をひいたからまずは鍼灸治療を受けたい」とのご希望やお問い合わせを受けたことはほとんどありません。

しかしながら、これまで時折、当院に通院していた患者様の中からは「風邪に鍼灸をする」ということで、何かタブーやことさら危険人物のように扱おうとする人がおり、明らかな非難目的と思われる冷やかし質問を受けることがありました。(医療関係学者、組織かそうか会か何かっか!!?)

あるいは・・ 「そんなわけないだろう、この詐欺師が、」と。。

ではこれに類する事象として、かつては当院の突発性難聴治療に対するご批判もよくいただいておりました。「かつては」の意味とは、2009年当院開業当初から数年間のことで、それ以降は突発性難聴を適応症とする鍼灸院が急激に増えるにしたがい当院に対する風当たりも落ち着いていきました。これはネット検索で鍼灸院が多数出るようなったためと思われます。もちろん鍼灸師個々の治療実力の有無、ホームページ記載内容の真偽はまったく別の話です。。。

とにかく当院の適応症、軽い風邪治療、突発性難聴、これらふたつに共通する点は、どちらもウィルス性の疾病が想定される疾病、症状であるということであります。(突難になった元力士も書籍でこの説を絶賛/隣市某医院HPも抗ウィルス治療を主張)

「ウィルスが原因だから、お前の鍼なんかで治る訳ないだろう!」「あんた詐欺師か?」と言いたげな態度です。

疑いたくなる気持ちもよく理解できますが、この件でも開業初期は想像以上に攻撃的に批判をしてくる方がおりました。

しかしながらウィルスが原因であろうとなかろうと、当院治療では、改善の可能性がある場合のみでしか「適応症」として認めておらずで、治療を受けつける場合においても不適応の可能性を100%排除できないと想定し、対応しております。(不確実性の許容/あなたは必ず治る!などと誇大宣言や虚偽をしない)

もし私が本物の詐欺師なら「風邪に鍼灸治療をする」という適応症設定は避けていたでしょう。人をだまして効率よくお金を稼ぎたければ、もっと効果的な方法をふんだんに取り入れるはずです。例えば、鍼治療の内容うんぬんよりも、ホームページには「不治の病を神業で治す」とか「人気店なら奇跡が起こるかも知れない」などイメージ醸成、「聞こえの良いフレーズのみ」を使っていることでしょう。

例えば「効率の面」ですが、当院採用の中国鍼灸(中国式だけを導入するものではない)では、平均的に打つ鍼の数が多いです。当然その分「治療部位を消毒する面積」が広くなります。中国鍼では刺入深度が比較的深めになるため、部位によっては更に精神を集中させる手技となります。その面から刺激は相対に強く、反応が大きく出やすい治療となります。もし風邪(軽いもの)に鍼灸治療をするなら使用ツボも症例と東洋医学診断によってパターンが一定ではありません。更に患者様の持病、病歴、体力の程度などのカウンセリングも行い、「風寒」か「風熱」どちらの感冒か中医学診断を行い、患者様に一切害を与えないような対応をとるものであります。

したがって「患者様への治療前の説明はかなり丁寧に行う必要があり、コミュニケーション対応全体の時間もかかります。また「患者様は神様だ」の意識が高い方ほど持病を隠すなど平気で嘘の報告をなされますので、かなり慎重にお聞き分けしなければならず、業務全般を通して手間が多く、なかなか非効率なことであるのです。


詐欺師がこんな面倒くさい方法を取るでしょうか?

そのような姿勢に加え、当院の突発性難聴では「基本としてステロイド治療の後からでないと治療をお受けしないようなルーティン」になっております。(*ステロイドは難聴程度、Dr診断によって出ない場合もあります)

またもしも西洋医学的な厳格エビデンスの価値観だけに基づく批判のロジックで当院鍼灸を非難し排他的追求をする態度でありましたら、「軽い風邪」を適応症に入れている当院の治療方針に限らず、東洋医学業界全体への批判と受け取らざるを得ません。

医療的エビデンスの優劣で西洋医学よりも劣るという意味では、「腰痛は痛み止めと湿布または手術だけで治せ!」だけが正論となり、東洋医学の「風寒の葛根湯(かっこんとう)」や「腰痛に鍼治療」など、他のすべての疾病への治療でも同様に「エビデンスが劣るものはすべて排他されなければならない!」、という暴論になってしまいます。

もちろんエビデンスが不要と言っているのではなく、東洋医学の場合、同じ病気への治療でも治療法が画一的では効果を十分発揮できない場面が多いため、そもそも治療法の比較検討が取りにくいことがあります。あるいは患者病状などの個人差を考慮した治療が求められる場面も多いため、これも「均一な治療内容になりにくい」ということであります。その意味では「鍼灸師の腕が良ければ良いほど治療内容は複雑化し一辺倒ではなくなる(=論文向きではない)」ということになります。

残念ながら日本の鍼灸師の多くは、視野の狭いマニュアル思考の方が多く?(おそらく若い方に多い)、何事もマニュアルどおりに行動すれば必ず良い結果、同じ結果が生まれると思い込んでおり、または想定の範囲そのものが狭い為、想定の想像すらできない状況で弟子入りしてしまい、安易な短期修行にて独立開業してしまっているようです。


またネットで「マニュアル式治療法」を見た患者様から「大○○筋は今何センチ入っていますか?6cmより深く9cmも入れるほうがよく効くのですよね?」「手抜きしないでもっと鍼を深く打ってください」とか「(難聴患者)胸鎖乳突筋にたくさん鍼を打ってください」とか上から目線で指示されることがあるほどです。

通常論文用の比較試験の場合、鍼治療を受けるグループは皆同じツボ、同じ深度、刺激法など、なるべく同じ条件、同じ内容の治療法に設定しなければならず、「画一的、均一な治療内容」であることがエビデンスへの条件(おそらく現時点では)となります。学問研究としてこれは正統な研究姿勢であり、当方もその範囲においての治療効果が明らかになることは鍼灸界のレベル向上や、鍼灸に対する世間の理解が深まることにつながるため、私個人としても論文をよく読み精査研究することは大変重要と考えております。

ただ先ほどもいいましたように、画一的な治療ではじゅうぶんに効果を発揮できない領域があることは確かであるものの、こういったエビデンス方式(論文のために設定した画一的な治療法)で認められた治療法ほど学会などで注目を浴び、大きく取り上げられてしまうような状況や、日本人に多いマニュアル思考の患者様から熱烈崇拝者が出てくることは、致し方がないことと考えていますが、2020年以降は当院のような主張への理解がいくらか世間に広まることも同時に期待しているところであります。

結論として言いたいことは、当院の鍼灸治療には、「ケースバイケースでの効果発揮」があり、そのような場合では比較統計的なエビデンスを出しうるものではありませんが、「熟練に達すれば効果面としてはむしろ優位にある」ということであり、「治療価値も十分である」ということであります。

当院ではこの度の新型肺炎(一部免疫過剰反応CS症例)を適応としておらず(100%禁忌)、それ以前の「軽い風邪」についても患者様に対してほとんど鍼灸治療を行っておりませんが、突発性難聴の難聴改善例はかなり多くあります。他にも珍しい改善症例がありますが、詳細を明かすと他院ホームページコンテンツのネタとして自作自演に利用されるだけで当院にとっては何もメリットがないため、発表することはありません。(例:当院の耳閉など耳管機能障害の改善発表2010年などはおそらく当院が全国初と思います、その後途端に「できます宣言」の鍼灸院HPが 膨れ上がってきたことを確認しています。)

また当院の突発性難聴の治療は、ネットで多く見られる「マニュアル式」とは治療内容がまったく異なりますので、それらネット上の情報と混同なされぬようくれぐれもご注意ください。例えば、「脇坂には鍼を深く打つ技術がある、深く打つ場合がある、浅く打つ場合がある」、は、2009年当院の開業時から治療方針ですが、ネット上の他院の技術情報に共通点があったとしても、なかには、当方の長年の主張により、旗色が悪くなってからHPの誇大表現を徐々に改めただけの鍼灸院HPの存在も確認しておりますので、その場合は実際の治療内容、治療効果、実力までもが当院の治療効果レベルと同等という意味ではありません。(言行不一致二枚舌風見鶏、善人ズラの後出しじゃけんでアリバイ工作、表面的な和の精神、などなど)

この度は「日進月歩の医療情報」とういことで当院の適応症、治療方針をご紹介させていただきました。そして「診断が容易でないウィルス性肺炎が市中に出ている」ということでありますので、今後は当院の「軽い風邪」と「診断が付いてない段階のすべての呼吸器疾患(元々まったくやってませんが)」を不適応症とさせていただきます。



参考資料
以下の参考資料は今回の新型肺炎(一部免疫過剰反応CS症例)に関連付けるものではありません。
当院の治療研鑚のバックグラウンドへのご理解を促すためにご紹介するものであります。

■当院院内の様子(2017年常設~)
見ての通り、移転前の院内で撮影した画像で、かなり以前です。
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DVD購入はもっと前です。


■下の画像:日本の灸研究
(2010年購入の昭和8年初版の希少書)
著者は医師で、つい近年テレビや新聞でも紹介されました同研究のアフリカでの肺結核への灸療法。経穴の使用法などかなり詳細に研究されています。

これも移転前の院内で撮影した画像で、かなり以前のことです。テーマが風邪=感染ということでご紹介するものであり、今回の新型肺炎(一部免疫過剰反応CS症例)は100%禁忌としておりこれに関連付ける目的ではありません。(元々まったくやりません)
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■コモンコールドに対する鍼治療の予防および治療効果
 日本における無作為化比較対照試験
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15649831

■学生時に風邪を引きそのとき受けた鍼灸治療
事実私がまだ鍼灸学生だったころ、ある日の実習授業のとき、たまたま風邪気味で怠さと寒気が出たていたので、実習担当の先生にそれを告げるとその先生から鍼灸治療を施してもらいました。「足の経穴●●に透熱灸、手の経穴●●に鍼、背中の経穴○○に知熱灸」です。
当日の夜中に寝汗がどばっと出て、翌朝には「スカッ」として大変驚いた記憶があります。この先生は非常勤ですが、滋賀で実際に開業されている先生です。(*知熱灸は薬局市販の台座灸とは刺激量がまったく違います)
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たいへん貴重な経験をいただき、誠にありがとうございました。

今回のブログ「当院の適応症、風邪(軽症のみ)についての説明」は、新型肺炎(一部免疫過剰反応CS症例)の治療へ関連付けるものではなく、添付した参考資料は、当院の治療研鑚のバックグラウンドへのご理解を促すためにご紹介するものであります。どうかご理解の程よろしくお願いいたします。

■日本漢方・葛根湯の正式文献(現代中国語版/原著は約2000年近く前の傷寒雑病論)
金匱要略(きんきようりゃく) (著者:張仲景
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31ページ:
「太陽病」とは病気の進展段階分類で、進行レベルが浅いことを指します。
方剤(原文より):
葛根, 麻黄, 桂枝, 芍薬, 甘草, 生姜, 大棗

日本でもっとも有名な日本の漢方薬「葛根湯」の正式文献をご紹介させていただきまました。

今回のブログ(文章説明、参考資料すべて)は、この度の新型肺炎対策に関連付けるものではなく、当院の適応症と治療方針へのご理解を促すことを目的としております。

日時:2020年2月20日 10:30

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院長紹介

脇坂達也 鍼灸師
1970年 大阪 出身

経歴

国内鍼灸院で研修

スポーツクラブ内整骨院

北京語言大学漢語速成班

北京中医薬大学中医針灸進修科

中国での病院研修

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