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鼻炎と腸内環境(腸内細菌叢)


先ほど(昨日の夜21:00)の番組で「腸内環境」についての最新研究がとりあげられていました。「腸内フローラ解明!驚異の細菌パワー」 この分野はここ5年くらいの間に急速に発展したそうです。


私も個人的に腸内環境やプロバイオティクスの分野は常に興味があり、いろいろ情報を集めるようにしていましたので、同じような感覚を得ていました。
また、アレルギーは外的な要因(アレルゲン)にスポットが当たりがちで、それゆえそれだけが唯一の原因であるかの認識が一般的でした。しかし最近は少しずつ内的な要因にスポットがあたるようになってきました。

実は、鍼灸師になるはるか以前(20歳代)に、体調不良におちいり、民間療法を調べ、いろいろ試す時期がありました。そのうち、腸の環境が「健康」を左右するということで、腸をきれいにするために「断食」も取り入れていました(誰にでもおすすめできる訳ではありませんが、)。

その当時の体調不良は、しばらくかかりましたが、運良くすべて自力で克服することができました。(本は読んでいますが、当時インターネットは存在しません。) その時更には、「幼少の時の鼻炎に漢方薬(40年ほど前は民間療法扱い)が効いた」という記憶を呼び覚ました。その後父が癌で他界したこともあり、今振り返ればこの世界に通じるものがあったかもしれません。またしばらく後には、「千島学説」もよく目に触れることがありました。

今晩この「腸内フローラ解明!驚異の細菌パワー」を見たことで、以上のような回想をするともに、日ごろ院内でよく遭遇する、「患者様からのご質問」を思い出しました。

「鍼なんかで鼻炎が治るんですか~???」
とか

「アレルギーは注射で治りました」、

鼻炎と関係のない、他の症状の治療の最中にいろいろな報告を頂きます。

この分野の鍼灸治療は、なかなかご理解が得られないことが多いということは元々想定していた範囲内のことで、それと同時に現行ホームページの鼻炎鍼灸についての説明でもそれを補うには不充分とは認識しておりましたので、これまでは来院された方々には、その都度の対応を行っていました。

そもそもアレルギーや炎症に対する鍼灸の分野は信用度が低い上に、最近は患者さんがネットでいろいろと知識を深めており、治療家(この場合私です)の認識との間にかなりの誤解が生まれていました。

確かに、はりや灸ではまったく歯が立たない完全不適応な鼻炎アレルギー症状、病態も多くあるのですが、一方、ある一定の方の中には、鍼治療で鼻炎が劇的に改善することもあります。(鍼灸の良さをお伝えすることももちまして、薬物療法の意義を否定するものではありません。)

この部分の説得力を持たせるためとは言え、治療内容やメカニズム機序をHP上であまり詳しくご説明してしまいますと、同業者にいろいろとヒントを与えてしまう側面がありますので、これまでほとんど具体的な説明、情報公開を行っていませんでした。

また鼻炎自体の原因や病態自体が、非常に個人差が大きく多様であり、それに伴う治療判断(適不適応)、治療内容、費用対効果などの詳細をHP上で一列にすべて説明することが困難であることも一因でページの更新をためらっていました。

そのため、HP上で詳しく情報公開するよりも、鼻炎や嗅覚障害、その他アレルギーの治療ために来院された方々に直接説明することを選択していました。

しかしあまりに誤解されたままだと、こちらも余分な気疲れを出してしまいますので、これを機に症例紹介を加えて、いくらかでも詳しくご説明することにします。

鍼灸治療方針mt_mikami.JPG
当院の鍼灸治療の中には、根本的治療だけでなく対症療法的な効能を期待する治療法もあり、鼻炎関してはどちらかといいますとこちらの範疇となります。

しかし、薬や他の治療で改善できなかった鼻炎や花粉症症状が当院の鍼灸治療だけで改善できたケースがありますので、見方によっては患者さんによって異なる特定の鼻炎状況においては、当院の鍼や灸のみでしか症状を改善できない鼻炎の病態が存在しているということであり、その部分においてはむしろ根本的改善ともいえます。その意味では医師も同業鍼灸師ですらまったく理解できていない領域があるのではないでしょうか? 

何度も言いますが、このような説明、情報発信によって、薬による「対症療法」を全否定するわけではありません。例えば、花粉症や他の鼻炎で炎症が激しい段階なら、「先に鍼灸を受けてその効果を確かめる」とか「腸内環境改善云々」より、お薬ですみやかに炎症や菌を抑えなければ粘膜や組織が損傷してしまいすし、長引くと非常にやっかいです。鍼灸治療よりも薬物療法の優先順位が高くて当然です。(保険も効きますし)

ただし、もっと俯瞰してみれば、対症療法もケースバイケースで、有意義に使いこなせればそれはそれで立派なご利益ですが、いつまでも他人まかせでただ漠然とその場しのぎと誤魔化しを繰り返すだけで目線を変えなければ、結果的に根本的治療の機会喪失につながりかねません。実際、70歳代の方でもう何も手段が無くなったという例を見ています。

長期間の前頭葉の血流低下、
シナプスの枯渇、
血管の運動機能喪失
繰り返しの粘膜損傷、、、
そのままムカデのように不退の不動の王様で突き進むなら、それはそれでいいですが、
自分から質問しておいて°私に向かってごちゃごちゃいわれても困りますネ。

「全体を診る」は、【東洋医学】の真髄でもあります。「木も森も見れる」ような治療家でありたいです。
いずれにしても腸内環境改善とアレルゲン除去は重要です。
sb3.jpg
当院の鼻炎治療は、「中医学診断」を取り入れています。中医学診断を行うことで、鼻炎のタイプと体質分類が可能となり、鼻炎に対する鍼灸の「治療方針」あるいは「適不適」をより明確にすることができます。中医学の判断によっては、鼻炎の鍼灸治療をお受けできないと判断する場合もあります。他には、患者様の状態によっては、鼻炎以外の他の症状への鍼灸治療と同時併用できない場合があります。

例えば、「ゴリゴリの肩こり首こりをほぐす鍼治療をしながら鼻炎の(鍼灸)治療も一緒に行なう」、とか・・・・・・とか、残念ながら、これらのケースでは効果がほとんどまったく見込めません。「鼻炎に鍼が効くんですか~?」は、中医学診断によってある程度仕分けが可能ですので、鼻炎という症状名のみを一括りに効くか効かないか?オンかオフ思考評価できるものでなく、患者様の抱える鼻炎それぞれ、ケースバイケースの判断となります。

わきさか鍼灸院の鼻炎症例
当院の鍼灸治療で、「花粉症、ダストアレルギー 血管運動性鼻炎」による、くしゃみ鼻水の発作の回数が劇に減ったとか、ある程度軽くなり、投薬の量が以前よりも減った」というケースは、そこそこ多数あります。(漢方薬ノータッチ、プロバイオティクス教えていません)

鼻づまりは、詰まりの程度が「かなり酷く」、年単位以上で慢性化した場合は、鍼灸は「完全無効」の可能性が非常に高いですが、慢性化していても症状の程度が酷くなければ、有効の場合もあります。○○の場合では鼻づまりが完全に解消できたケースもあります。

稀なものでは、花粉症に併発したひどい嗄声症状が改善され、正常の声が出せるようになったという症例もあります。

薬がまったく効かず、いてもたってもいられなくなって来院した方の「アレルギー局所症状(眼瞼、鼻の痒み)」が軽減・消失できたケースもあります。(本人がアトピーとして来院、眼瞼は完全に浮腫んでいます。でアレルギーで間違いないです。(=Dr.受診済み))(何度も言いますが、白黒論法で薬物療法の存在意義を否定するものではありません。)

嗅覚障害による嗅覚改善の症例もあります。これは発症後すぐの急性期、亜急性期までの早期治療開始に限ります。他の養生法併用導入をお勧めする場合があります。

"当たり前"ですが、鍼や灸には、菌・ウィルスを直接殺す効能はございません。

2015年2月23日

2月の予定のお知らせ


2月11日(水)は祝日のため休診日です。
10日(火曜日)と連休になりますのでご注意ください。

ご不便をお掛けしますがご了承の程よろしくお願いいたします。
休診日:
毎週火曜日、祝祭日

2015年2月 1日


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院長紹介

脇坂達也 鍼灸師
1970年 大阪 出身

経歴

国内鍼灸院で研修

スポーツクラブ内整骨院

北京語言大学漢語速成班

北京中医薬大学中医針灸進修科

中国での病院研修

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