少し前ですが、突発性難聴の新患Jさんが来院されました。JさんはEさんから当院を紹介されたということでした。
そのEさんもその当時突発性難聴による低音域の聴力が、良くなったり悪くなったりを短期間に繰り返す状態が続いており、いろいろと悩んでいたところに出張先の中国の知人から鍼治療をすすめらたことがきっかけでネットで当院を知り来院されました。
実は私はこのEさんのことはよく憶えていて、それはなぜかと言いますと、治療を開始して割とすぐに聴こえが判るようになりはじめ、手ごたえを感じていたのですが、まだ数回しか治療が進んでいない時に、また中国に出張ということで治療が途切れてしまったので、その後の経過がどうなったか非常に気になっていたからです。
そして、Jさんにそのことを確認すると、Eさんはその後も聴力が悪化することなく良い状態を保たれているとのことでした。
手ごたえを感じていたとは言え、僅かな回数で治療が途切れたような形になっていたので、本当に良くなったかどうか気がかりになっていたのですが、こんな形で嬉しい知らせが舞い込んでくるとは!?、とちょっとびっくりさせられました。
突発性難聴は、腰痛など運動器の疾患に比べ罹患率が低く、比較的短期間で症状が固定しまうことが多いので非常に口コミが発生しにくいタイプの疾患と言えます。
実際それを想定して、突発性難聴で悩まれている多くの方に少しでも早く当院の突発性難聴の鍼灸治療を知ってもらうため効率的なウェブサイトの運営努力をしております。事実突発性難聴の新規来院の大半はインターネット検索からの来院なのです。それはそれでこれからも重要なことなのですが、やはり今回のように口コミで患者さんの来院があると治療家として本当に嬉しくなります。
過去にもう一例口コミで突発性難聴の方が来られたことがあるのでこれで2例目ですが、それにしても今回は、、、Eさん/出張先の知人から口コミ→突発性難聴に鍼灸治療がいいみたい→インターネット検索→わきさか鍼灸院(2011年6月)→治療で聴力改善→Eさんから口コミでJさんが当院に・・・、、、ですから。。。
これからも皆様からご紹介していただけるような良い治療を続けてまいります。
*注: 今回のEさんように、難聴が極少数回の治療で改善することは、どちらかと言えば稀有なケースです。通常は10回以上の治療が必要です。
突発性難聴の鍼灸治療・・・当院の治療内容(治療スタイル、効用目的、作用機序)
突発性難聴の改善実績・・・その他の症例集(聴力正常化)
公開した症例は、病態や治療内容など当院で得た臨床情報、コンテンツコピー防止の観点から、数ある症例の中から抜粋、限定し掲載しています。今後も不定期ながら更新する可能性はありますが、上記の理由から蓄積される症例すべてを無制限に逐一「症例ページ」を作成をしてウェブ上に公開するものではありません。